2016年 2月 の投稿一覧

知的障がい者の意思表示?…「僕は行かない!」

皆様、今まで全く会話が成り立たなかった人が
場に即した発言をすると、
どんな気持ちになりますか?

今晩は、島佳代子です。

昨日は家族で参加する東京の料理会に参加するために
日曜日ですが早めに
子供と夫を起こしました。

8:30前に家を出たい・・・
バタバタして洗顔、着換え、身支度を整えていくと、
息子が階段を駆け下りて来ました。

そして、なんと・・・!
「行かない、行かないよ」

今の今まで自分で話したことがない、信じられない口調で言いました。

「お母さん、行かない!行かないよ!!」

えっっ?
どういうこと??

行かない?
えっ?行きたくないの??

今の今まで、こんな風に自分の意思表示?
自分の行動の選択なんてした事がない様な
息子が、初めて自分の1日の行動に対して
したい事、したくない事を口にしました。

息子とてすでに高校一年生の15歳!
自分のやりたい事を口にして表現するのは
むしろ当たり前。
そんな当たり前の事が出来る…
知的な障がいをもつ息子には、どうしても今まで
そんな当たり前の意識が抜けていました。

やっと適切な言葉が出てきて、自分の意思を
表明して、親として子供の成長を喜ぶべき事なの
ですが…

一緒に日曜日出掛けようとしていたママとしては
心中複雑です。

仕方ないので私一人で料理会に参加しました。

バレンタイン当日なのでブラウニーケーキと
グラタンを作りました。

とても美味しかったけど、何かが足りない様な
変な気分です。

アスペルガーの自覚症状…葬儀の後

皆様、家族を亡くされ、葬儀帰りの方へどんな
言葉を掛けたら良いのでしょうか?

島佳代子です。

先日、お父様を亡くされた方を見舞う為に、
遠路はるばる大阪からやって来た友人を見送る
理由で、東京駅で食事してきました。

みんなで友人のお父様の葬儀の香典を集め、
これからどうするのか?など話していました。

お父様を亡くされた本人は、食事会には参加せず、
ご実家からお話に参加されました。
会に参加した友人の一人が携帯電話にて
様子を聞いていました。

順番に声をかけてお悔やみの言葉を述べ、
いざ私の番になってきたら、私は何を思ったのか
少しのお酒の気分も手伝って「もう自分のマンション
には戻って来たの?そうですか。ご実家のお手伝い
など終わったのですね」
それからあろうことか「恥ずかしながら帰って
来て参りました。」などと、とても葬儀帰りの
人へかける言葉ではない声掛けをしてしまいました。

仲の良い友人とのいつもの会話のノリになって
しまったのでしょう。
いつものギャグ?をかましてしまいました。

その時は、特に波風が立たなかったのですが、
後からSkypeで携帯を貸した友人2人から注意
を受けました。

「葬儀の後の人に掛ける言葉ではないだろう。」
「日頃から、空気の読めない会話なんかしている
から、知らず知らずの内に人を傷付ける様な
言葉を発しているのではないか?」

ショックでした…

そんなに私の話す事はいけない事なのか!
確かに…お父様を亡くされ、悲しまれている
のに、上記のセリフは常識を欠いてました。

しかし…
なぜ、私の発言が不適切ならば、
その場で注意しないのだろう?

別にみんなの前でも注意してくれて構わ無いのに…

なぜ、後で思い返す様につたえるのだろうか?
友達なんだからこそ、ズバッとハッキリ言い切って
しまえばよいと思う私は、まだ空気が読めてないの
だろうか?

不適切発言を反省しつつ、何かしっくりこない
気持ちのまま、自覚症状がないまま、
毎日を過ごしています。

葬儀に関してはデリケート過ぎる位の気持ちで
接した方がいいですね。

まだ今も「私は空気が読めない」
と言い聞かせて、過ごしています。

松屋フーズの障がい者雇用…20年前からずっと…は

皆様、松屋フーズの牛丼のそばにある美味しい漬物
はもう召し上がりましたか?

こんばんは、島佳代子です。

前回のブログでは松屋フーズを展開する
「株式会社MLS」について現在息子が通う
特別支援学校との関係性をお話しました。

この様な知的障がい者の雇用や支援については
ここ最近行われた事でしょうか?

いいえ、実は、この松屋フーズの障がい者雇用は
既に20年位前から行われていました。

私がまだ花の?女子短大生だった20歳の頃、
今から20年前に私はアルバイトを始めました。

新聞の求人情報で得た夏休みの期間限定の
工場のアルバイト。
家庭を持つパート女性がお盆の期間に出社
日数が減るので、その埋め合わせの為に高い時給
の学生アルバイトを募集していました。

初めてのアルバイト経験。

最寄駅から4駅先の森林公園駅から工場に出社する
人の為のバスも用意されていました。

「松屋フーズ」のバスを見つけたのでバス停まで
歩いたら、何かよく分からない独り言をしきりに
ブツブツ言い続ける人、ただニコニコし続ける人、
飛び跳ねながらも松屋フーズのバスに乗り込む人…
色々な女性が松屋フーズのバスに乗り込みました。

…そう、上記の方々は松屋フーズのバスに乗って
仕事場である森林公園工場団地内の松屋フーズ
まで私と一緒に乗りました。

彼女達には知的障がいがあります。

つまり、この20年以上前から既に知的障がい者
の雇用を行っていたのです。

バスから降りると、玄関口から入り、
タイムカードを打刻して、すぐに更衣室で着替えを
始めます。

消毒エアシャワーを浴びて、すぐにそれぞれの持ち場の
玉ねぎ皮むきコーナー、漬物コーナー、肉の管理
コーナーなど自分達の役割に沿って毎日同じ作業を
繰り返し行っています。

私は入り立てから何かと工場長が頼って下さり、
玉葱の芯を取る細かな作業から漬物作り、カレーの
ルーの解体、真空パック業務などなど、色々な
工場内の業務を経験させて頂きました。

お昼になると、まかないとして松屋フーズ工場内で
作られた定食が食べられます。
勿論メニューは松屋の美味しいハンバーグや牛すき
定食などなど…
そこには私が作ったかもしれない漬物が必ず添えて
ありました。

目にしみる漬物作り作業は肉体労働として実は結構
キツいのですが、とてもやり甲斐がありました。

今でも、松屋フーズにたまに入ると、漬物が添えてあり、あれから味が変わらず美味しいと感じます。

あれから20年…

彼女達は今、どうしているだろうか?
今も変わらず働いているのだろうか?

新しい人の雇用をしない位だから、きっと
今も笑顔で変わらず働いているだろう…と
私は思います。

それにしても…計らずも知的障がいを持つ息子
が生まれる前から、障がい者雇用の現場に関わって
いたとは…
面白いですね。

だから障がい者雇用の現場のお仕事は止められない
ですね。

皆様、もしよろしければ、松屋フーズに立ち寄って
漬物の味を確認してみませんか?

きっと彼女達が作った美味しい味をお分かり
頂けると思います。