2016年 5月 の投稿一覧

運動会に参加しよう…籠に入れられなくても…

皆様、秋とは違う運動会シーズンを楽しんでいますか?

今晩は、島佳代子です。

先日5月21日(土)は晴天に恵まれた中、

埼玉県立毛呂山特別支援学校の運動会を観に行きました。

思い切り高等部2年の息子を応援に行くべくカメラを構えました。

リレーは前の生徒を追い越さず、昨年同様力を入れず、ゆっくりペースで走る(歩く?)

とりあえずルールはわかっているみたい…

 

玉入れは「遠くの物事に集中させるのが苦手」な知的・発達障がいを持つ人には、なかなか籠に目掛ける事自体難しいです。

それでも、周りを見て、玉を入れる振り?はしてくれたみたい

台風の嵐の目となる4人一組のリレーは、

とりあえず棒をつかんで走る事は出来たみたい

 

大玉転がしも、何とかその場を飛び出さないで参加しました。

 

息子の様子を書いてみると、どれもこれも当たり前に出来る子供の運動会の風景…

だけど、私達家族や他の保護者の方々にとっては、昨年より子供の成長を少しでも感じた、進歩を見た貴重な出来事です。

自分からその日の出来事などを話すのは至難の技である知的障がい者。

先生からの連絡帳を頼りに、日々の学校での出来事などを聞き出して、子供の事を推察するしかない育児。

行事参加は、リアルな子供の様子がわかる数少ないチャンスです。

晴天に恵まれた春の運動会は、

天気ばかりではなく、私達親の心さえも明るく照らしてくれました。

先生、他のPTAの保護者の皆様、ありがとうございます。

 

そして、頑張った息子達にも、運動会に参加する為に早目に家を出てくれた主人にも感謝ですね。

 

これからの子供の成長、これから暑くなる季節、一緒に見守っていきましょう。

偏食がなくなる?…ひじきを一気!

皆様、自分が手作りした物を美味しそうに一心で食べてくれると嬉しいですよね。

今晩は、島佳代子です。

小さい頃、息子は大変な偏食家でした。

自閉的傾向のある障がい児には色々なバリエーションのある、いつもと違った食事を喜ばない傾向があると聞きます。

なんでも、新しい物、初めて見るメニューなどを美味しいと感じるのに、普通の感覚を持った子供より時間がかかると本で読みました。

普通は「いつもと違う」という事が、ドキドキワクワクで楽しいものですが、

自閉的傾向、知的障がいを持つ方や、変化が苦手な発達障がいのある方には

「いつもと違う」と言う事が受け入れられない傾向があるようです。

当然、息子も幼稚園児の頃は、それはそれは

偏食が激しいものでした。

手作り炒飯は全く手をつけず、帰宅するや否や電子ジャーのご飯に飛び付く、

野菜は見向きもしない、

うどんやラーメンの薬味のネギは丼の周りが

汚くなるまで徹底的に取り除く。

手はベタベタ…

 

親として嘆かわしい食事でした。

 

しかし、そんな息子がどうして少しずつ偏食を克服出来たのか?

それは…

 

「学校が終わった後に帰宅出来ない」という

環境の生活を10年以上も続けているからです。

学校が終わり帰宅すれば自分の好きな物が食べられる…

こんな甘えた状況が許されない生活環境を作ってしまいました。

小学校・中学校が終わった後は学童保育、放課後デイサービスを利用して施設で出されたおやつを食べるしかない状況を作りました。

施設の職員さんのおかげで、すっかり飛び抜けた好き嫌いは減りました。

野菜も食べるようになりました。

 

極め付けは、スーパーのひじきを一気に食べてしまい家族の分は残さない有様です。

いいのかな、こんな事で…

まあ、これからも色々な物を食べて食の世界を広げて欲しいですね。

 

 

 

 

司法試験を受ける人へ…当日と同じ様に過ごそう

皆様、これから資格試験や昇級試験を控えている
人はいらっしゃいますか?

今晩は、島佳代子です。
こんな時間に投稿ごめんなさい。

先週の土曜日は東京・飯田橋の日中友好会館にて
司法試験を受ける視覚障がいがある友人の激励会
なるものを開催しました。

入った瞬間に「私には場違いなのではないか?」
と思える程に豪華な内装、
個室テーブル席の部屋の広さ、
そして、注文を伺う女性ウェイトレスの物腰の柔らかさ
などなど…

ここで甘露酒をみんなで乾杯し、しばらくまた
友人には試験勉強でカンヅメになって頂く為に
今夜は激励を込めて盃を交わしました。

少しお腹いっぱいになり、食堂を出て次の約束の
料亭に向かう途中で
「視覚障がい者教師の会」の方々とお会いしました。

彼らは障がいを理由に不当に大学での教鞭の職を
解雇されようとしているこの現状を変えようと
署名を集めて頑張っています。

その話は後日お書きします。

さて、私達は日中友好会館から少し歩いた
料亭で、同じ視覚障がいを持ちながら司法試験に
合格し、弁護士として活躍されている
大胡田誠先生にお会いしました。

⭐️大胡田誠著
「全盲の僕が弁護士になった理由」
http://www.febe.jp/documents/special/lawyer/

同じ視覚障がいを持ち、
同じ様に弁護士を目指す彼に司法試験の本番で
今までの勉強の成果を出す方法は?

大胡田先生曰く
「いつもの日も試験日の時と同じ様なサイクルに
近づけて生活する事です」とおっしゃってました。

試験日になると、いつもの実力が出せないと言う話はよく聞きます。
緊張し過ぎて、自分が持っている実力が出せない
のは悲しい事です。

ならばどうするか?
試験日と同じ様な生活リズムを試験日近くまで
過ごす事が、通常とは違う一日でも慌てない
コツだそうです。

なるほど〜〜

確かに、試験日前まで試験と同じ様な生活リズム
であれば「明日は違う」と慌てる必要もありません。

常に平常心を忘れず、そして真摯に試験に臨む。

同じ障がい、同じ夢を追う人ならではの素敵な
アドバイスに、一緒にその場にいた私達も
試験前の緊張感と平常心が入り混じった貴重な
激励会を過ごさせて頂きました。

大胡田先生、ありがとうございます。

そして試験を受ける友人へ
この場を借りてエールを送ります。

シンデレラになる?…利用者さんの望み

皆様、ときめく王子様が現れる事を祈って、
毎日頑張っていますか?

今晩は、島佳代子です。

私達は病気や障がいなど、様々な理由があって、
就労が難しい方々に就労を目指す利用者さんへ
就労する為の訓練の機会を提供しています。

ビジネスマナーやPCを習って頂いたり、
イベントに参加してお客様との接客を直に学んで
頂いたり…

そんな様々な理由がある方の中に、一人身体に
障がいのある女性が入所されました。

彼女は養護学校を卒業後、当法人に入り毎日元気に
通って勉強されています。

彼女には様々な場面で介助が必要です。

鞄からお弁当や筆記用具を取り出す、上着の着脱など、
毎日の当法人で訓練を受ける中で、どうしても
身体介助が必要な時があります。

そんな毎日の中、ある時靴がポロっと脱げてしまい
ました。

彼女は一言
「あっ、靴が…シンデレラになってしまった!」

そんな発想の転換の良さに、私は思わず爆笑して
しまいました。

ついうっかりの事ですが、ネガティヴにとらわれず
明るく笑い飛ばそうとしている彼女に感謝です。
支援員である彼女から日々学ばせて頂いてます。

利用者さんは本当に毎日通って下さるだけで、
私達支援員の日々知らなかった事を思い知らされ、
そして経験と勉強になります。

就労を目指し、社会進出を決める彼女…
彼女にとっての就労と言う名の「王子様」はいつ
現れるのでしょうか?

王子様は人と
とんだシンデレラのお話です(笑)