精神障がい

就労支援の私〜現場から…

皆さま、お久しぶりでございます。
島佳代子でございます。

暑い日が続きますね。
私は日々のFacebookの更新は、主に家庭の食事や
知的障害がある息子の成長を描いたり、
家族でお出かけした事などを写真付きで上げていました。

だけど、ふと感じたのは、
「最近私は自分の仕事の事をFacebookで
上げていないなー」と気付きました。

どうしてだろう?

そう言えば、私は自分が勤める就労支援施設の
イベント等、以前はよく宣伝していたのに、
ここ半年近く宣伝していません。

あー、そうだ!
私は主に事業所におらず、就労を目指す就労訓練生の
現場の直接支援がメインになりましたので。

座学のカリキュラムを受講するのも良いのですが、
やはり、就労するには自分がその現場で本当に
やっていけるのか?

実際に行ってみないとわからない事が多いですよね。

私は、その実習の現場に立ち合って支援しています。

支援員という仕事は本当に面白いもので、
様々な支援のやり方があります。

今後は、細やかな私の支援の仕事の話なんぞでも
お伝えさせて頂きます。

障害のある方々の仕事には、本当に様々な所で
チャンスが広がっているのだと、現場支援しながら
しみじみ思いました。

相模原事件から…支援員としてやるべき事

皆様、神奈川県相模原市にて起きた事件から1か月近く経過しようとしています。

今晩は、島佳代子です。

 

すでに多くのメディアやニュースにて取り上げられている相模原障害者施設殺傷事件。

そこで、多くの尊い命が失われてしまいました。

 

前回、利用する立場の当事者の家族として簡単な意見を書かせて頂きました。

周りの方々は私のブログを読んで共感された人もいらっしゃるようでした。

 

私は知的障がい者当事者家族として休日は過ごしていますが、

ご存知のように私は就労支援施設の支援員として平日は過ごしています。

つまり、1週間のほとんどは家庭をみる当事者家族としてより、当事者を支援する施設側の人間であります。

 

今度は視点を反対側に変えてこの事件について、書き始めました。

この場を借りて被害に遭われてしまわれた方々のご冥福をお祈り致します。

 

ネットニュースや新聞を自宅で読んだ時、この事件を恐ろしいと感じると共に

支援員として従事していた容疑者の気持ちを理解することが出来ませんでした。

 

「障害のある方は生きていても価値がない」

このように表現して衆院議長あてに手紙まで出して、そして殺害を実行する・・・

恐ろしいことではありますが、様々な著名人がこの容疑者の行動や思想を分析し、解明しようとしています。

 

被害者の方のインタビューでは「施設で顔を合わせた時はにこやかに利用者さんの事

を話していたのに・・・笑顔が素敵だったのに・・」と言います。

今までの働きぶりから、容疑者が犯罪を起こした事がとても信じられない様子でした。

 

何が彼をそうさせたのか・・・

 

勿論、すべての施設職員が思う事ではないかと思いますが、職員であっても

人間である以上、当事者に対して優しい気持ちだけではやっていけない事も知っています。

 

家庭で、家族であっても当事者へいらだつことはままあります。

これが、家族ではない他人であったら、職場であったら・・・

 

支援のプロとして利用者さんに接していかねば・・と思う反面、支援やアドバイス、

イベント運営を行う上での理想と実際の行動のギャップに日々、支援を行う立場として

苦しくなることがあります。

お願いした事が出来ていない、約束の時間に出社していない・・・

 

自分達の指導や支援は間違っていないだろうか?

これでよいのか?ウチではなくもっと他に利用者さんの幸せを追求するための施設があるのではないか?

 

当事者家族として彼らの苦しみがわからないばかりではありませんが、それでも支援をする

私達は時に一緒に過ごすことに疲れを感じている時もあります。

 

支援員として、こんな考えを持っている事自体、支援員失格だ・・・

自分が情けなくもあります。

 

それでも・・・

 

自分の気持ちを救ってくれたのは、他ならぬ利用者さんであります。

 

彼らの頑張りが、私達支援員を潤わせてくれた。

彼らが出社してくれたから新しい学びと笑顔が見られた。

彼らから教わることは毎日あります。

 

例えば、業務報告の書き方がうまくいかない人には、例文のフォーマットを用意したり、

例えば、イベント司会に自信がない人には、解り易い台本やイメージしやすい説明したりと

彼らが苦手とすることを少しでも克服すると、彼ら以上に支援員である私達まで嬉しくなります。

 

出来ることはある。それを増やせる。そんな信頼関係が築ける・・・・

 

容疑者にも教えてあげたかったな・・・

 

こんなに面白い仕事はないよ・・・ということを