皆様、神奈川県相模原市にて起きた事件から 3週間近く経過しようとしています。
今晩は、島佳代子です。
すでに多くのメディアやニュースにて取り上げられている相模原障害者施設殺傷事件。
そこで、多くの尊い命が失われてしまいました。
私は時事問題は、あまり得意ではないのでブログに書く事は余程の事がない限りは書きません。
だけど…
書かずにいられず、今頃になって書き始めました。
この場を借りて被害に遭われてしまわれた方々のご冥福をお祈り致します。
様々な著名人や一般の方々が感じている恐怖感や絶望感、嫌悪感…
容疑者の障がいがある方々への差別的な発言や以前精神的な病気での入院についての事が多く取り沙汰され、そして様々な意見が取り上げられていました。
私は、容疑者の事や行動より、どうしても被害に遭われた方々の思念やその後の生活設計に関心が向きます。
私も被害に遭われた方々と同じ、知的障がいがある息子を育てています。
直接大きな被害が免れた方々も、怖くて帰れない…と言う人がいるかと思ったら、
「やまゆりに帰る」と言い、これからもお世話になる「やまゆり園」へ戻られた利用者さんもいらっしゃるそうです。
「タラレバ」の話をしても甲斐なき事かもしれませんが、私は「もし、自分の息子が通う学校や施設でこの様な事が起こったら…」
「被害に遭わずとも、戻す事が出来るのか?」
私は…
多分…
心配しながらも、
きっと施設へ通わせてしまうかもしれない。
職員さんの苦労は想像出来ない事もないが、やはり私は、息子の行き場、生き場所が見つからず悩んでいた頃を考えると、簡単に通う施設や事業所を変更するのは難しい…
ひと昔、地方の知的障がい者施設にて知的障がい者利用者さんへの虐待がひどく、家族からの訴えでようやく虐待が証明された事件。
施設長さんの彼等への対応の酷さに目を背けたくなりそうでした。
悲しいのは、そんな被害に遭われても、
親である家族は元の場所へ返してしまう。
家族曰く「他に行くところがないから…」
泣く泣く?仕方なく?
子供を送り出すという事もありました。
あれから10年以上も経過した今も、時代が変わっても障がい者を取り巻く国の制度が変わっても、
障がいを持つ子供を想う親の気持ちは変わりません。
被害に遭われてしまった方々へのご冥福と
、これからの人生が良き方面に行きます様、
願わずにはいられませんでした。
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